簡単に使えるアイロンおすすめ12選｜種類や人気メーカー・選び方も解説

数ある家事の中でも、アイロンがけが苦手という方は多いのではないでしょうか。確かに、アイロンはアイロン台を出したり、水をタンクに入れたりと用意が大変で始めるのも面倒くさいイメージがあります。

高温のかけ面と圧力でシワをのばすドライアイロンは、アイロン台と霧吹きが必要です。しかし、現在はスチームアイロンや衣類スチーマー、またハンディーアイロンといった、衣類をハンガーに掛けたままアイロンができるアイロンがとても人気です。

この記事では、操作も簡単なアイロンの種類・簡単なアイロンを販売しているメーカー・簡単に使えるおすすめのアイロン12選をご紹介します。アイロンがけのコツも一緒にご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

スチームアイロンは、アイロンから噴出する高温のスチームを利用して衣類のシワをのばします。シャツやパンツをパリッと仕上げることができ、脱臭効果がある商品も多くあります。

スチームアイロンの中でも、Wヘッドベースと呼ばれるアイロンは非常に使い勝手がいいです。ヘッドが左右対称になっているので、後ろに動かしてもシワができにくくなっています。いちいち向きを変えずにどの方向にも動かせるので、とても簡単に使えます。

衣類スチーマーは、噴出されるスチームの力で衣類のシワをのばします。衣類スチーマーの大きな特徴は、アイロン台がいらないことです。衣類をハンガーに掛けたまま衣類にスチームを当てるだけで簡単に使用できます。ニット類やTシャツ、またはテカリを起こしたくないブラウスなどのおしゃれ着などに最適です。

ハンディーアイロンは、小型の衣類スチーマーのことを指すこともありますが、クリップのように挟んで使用する超小型のアイロンのことを指すこともあります。

クリップのように使える商品は手の平サイズの小型で、クリップのようにシワを取りたい箇所や、折り目を付けたい箇所に挟むだけで簡単に使えます。ハンガーに掛けたまま使えるのでアイロン台もいりません。

衣類スチーマーやスチームアイロンには、コード付きとコードレスの両方のタイプがあります。コード付きは時間を気にせずアイロンができるので、一度にたくさんの衣類をアイロンする方に向いています。一方で、お出かけ前に着る服をささっとアイロンしたい方は、コードレスの衣類スチーマーがより簡単に使えるでしょう。

水タンクの容量が多いほど長い時間スチームが発生するので、水タンクの容量もしっかり確認しましょう。しかし、水タンクの容量が多いと重量も大きくなるので、その点も考慮しないといけません。水タンクの容量も大容量ながら、小型で重量が1㎏以下の商品が理想的です。

あなたは普段どのようなタイプの服をよく着ますか？服のタイプによって最適なアイロンの種類も変わるので、服のタイプ別でおすすめのアイロンを見てみましょう。

ワイシャツやパンツなどが多い方は、スチームアイロンがおすすめです。スチームアイロンは高温のスチームとかけ面の熱でシャツやパンツの折り目をしっかりとつけ、衣類をパリッと仕上げることができます。プレス機能が付いていれば、衣類スチーマーでもいいでしょう。

ニットやTシャツなどのカジュアル系の服、またはブラウスやドレスなどのおしゃれ着が多い方は、衣類スチーマーがおすすめです。デリケートな素材など、アイロンを直接あてたくないおしゃれ着のシワを、ハンガーに掛けたまま簡単にとることができます。

簡単に収納できるかどうかも、アイロン選びの大切なポイントです。例えば、コードリール式で、コードを本体に収納できる商品なら収納も楽にできます。また、アイロンカバーがあれば見た目もスッキリして、目に見える場所に収納しても気になりません。

東芝はコードレスでもパワフルにシワを取る、スチームアイロンと衣類スチ―マーを主に扱っています。アイロンのかけ面に強度・剛性に優れたボロンコート加工や特殊な磁気電気特性を備えているニッケルコート加工を使っているので、すべりやすくスイスイとアイロンがけができます。また、抗菌機能や脱臭機能が搭載されている商品も多いです。

パナソニックはWヘッドベースと呼ばれる、前後左右が対称になった形のアイロンを販売してます。Wヘッドベースだと後ろに動かしても、シワができにくく前後左右どこにでもアイロンを動かせるので、持ち手を替える手間がありません。また、衣類スチーマーは立ち上がりが早いので、忙しい朝やお出かけ前の使用にも便利です。

日立はデザイン性が高く、消費者のニーズに応えた使いやすいアイロンを販売しています。スチームアイロンや衣類スチーマーは、小型の製品が多く豊富なラインナップから選べます。

電源を切り忘れた時に、一定の時間が過ぎたら自動で電源が切れるオートオフ機能。また、衣類スチーマーにアイロンとしても使えるプレス機能が付いた商品が多くあるのが特徴です。

ティファールはスチーム量の多い小型のスチームアイロンと衣類スチーマーを販売しています。スチ―ム量は、他社のどの商品よりも多いのが大きな特徴です。また、スチーム量が多くパワフルにシワをのばすのに、コンパクトに収納できます。操作も簡単で使いやすく、消費者のニーズに応える商品を扱っています。

ツインバードは片手で簡単に使えるハンディーアイロンを扱っています。1987年から販売されているロングラン商品もあります。ツインバードのアイロンは、価格がとても安いことが魅力です。

脱臭効果や雑菌効果のある衣類スチーマーなど、基本的な機能が搭載されていて、デザイン性も高いのにリーズナブルな価格で購入できます。手軽に購入できて使いやすい衣類スチ―マーやハンディーアイロンをお求めの方にはおすすめです。

アイロンがけが苦手という方はまず、アイロンがけの基本からマスターしてみてはいかがでしょうか？アイロンは、シワを伸ばす時の「すべらせる」動き・折り目を付ける時の「押さえる」動きと、風合いを戻す時の「浮かす」動きの3つの動きから成ります。それでは、アイロンを上手にかけるコツを見ていきましょう。

• まずは手でシワをしっかりのばす
• 力を入れすぎない
• アイロンを持たない手で衣類の縫い目を引っ張る
• まとめてアイロンするなら低温から高温の順

アイロンをかける時は、力を入れすぎてゴシゴシとこすると、余計にシワができてしまうので気を付けましょう。また、一度高温にしてしまうと、すぐに温度が下がらないので、まとめてアイロンかけをする時は低温の素材から始めましょう。

軽量で小型、簡単に使えるアイロンがあれば忙しい朝やお出かけ前に、手軽に衣類のシワをのばせて便利です。簡単なアイロンを選ぶ時は、コード形状が自分にとってどちらが使いやすいかなども考慮して選ぶといいでしょう。簡単に使えるアイロンで、シワ知らずの素敵な衣類をまといたいですね。