東芝のアイロンおすすめ10選｜口コミや種類解説も

アイロンは1家に1台あるようなメジャーな家電ですよね。しかしその使用頻度や場面は他の一般的な家電に比べると、人によってバラバラです。またアイロン掛けは正直面倒…と思う方も少なくないと思います。忙しい朝の準備時間、アイロンはどちらかというと後回しにされるものですよね。

しかしながらアイロンを掛けた服を着ると何となく気分が上がったり、シャキッとした気持ちになったりしませんか？アイロンは手間のかかるものと思われがちですが、最近のアイロンは性能も上がり、さっと掛けることに特化したものもあります。

今回はそんなアイロンを「東芝」の商品に焦点を当ててご紹介します。東芝のアイロンの種類・性能をひとつひとつ丁寧に説明していきますので、自分にあったアイロン探しをしましょう。さらに2023年最新ランキングや人気の高いおすすめの製品もあわせてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

東芝には従来のコード付きアイロン、コードレスアイロンの他にコードレス・コード付きの衣類スチーマーがあります。衣類スチーマーはハンガーにかけたまま手軽に使え、近年に需要が増えてきています。

東芝のアイロンの特徴は滑りの良さです。最新機種では掛け面にニッケルを使用しており、従来のアイロンよりさらに滑りがよくなっています。

また、東芝には「La・coo（ラクー）」というシリーズがあり、こちらは「ラクに仕上げる」をコンセプトに商品展開されています。「La・coo」シリーズにはコードレスアイロンと衣類スチーマーがあり、使い勝手の良さから人気の商品です。

コード付きアイロンは比較的安価なものがあるのが特徴です。3,000円台からありますので、とりあえずアイロンが欲しい！といった人はコード付きアイロンを選んでみてもいいかもしれません。もちろん安さだけではなく、安定した温度や「倍増ショット」といった通常の3倍以上の強力スチームで、頑固なシワにも効果的な機能があるなどさまざまな特徴があります。

またコードレスアイロンより軽量型が多く、シンプルな見た目をしています。多くの機能は求めずシンプルに安定して使いたい、といった人にはコード付きアイロンがおすすめです。さらに「吊るしてショット」といったハンガーにかけたままスチームが使える機能があるものもあるので、スチーマーとして使うことも可能です。

前述した「La・coo」シリーズに含まれるコードレスアイロン。こちらは美しくラクに仕上げる「美ラクルベース」と呼ばれる形をしており、細部まで美しくアイロン掛け出来るよう滑りの良さだけでなく形や傾斜にこだわって作られています。

またコードレスにしては比較的コンパクトかつ軽量型の物もあり、種類の多さは自分にあったアイロンを探す上で選択の幅を広げてくれます。

また、最新機種では除菌、脱臭効果もあり、アイロン掛けをすることにより見た目だけでなく衣類自体も美しく保つことができます。上記のコード付きアイロンと同じく、「倍増ショット」「吊るしてショット」の機能が含まれているものもあり、アイロン掛けが苦手な人など、使い勝手を重視する方にはコードレスアイロンはおすすめです。

東芝には通常のアイロンの他に「衣類スチーマー」と呼ばれるスチーム機能に特化したものがあります。衣類スチーマーは衣類をハンガーにかけたままシワを伸ばすことのできる優れものです。こちらも「コード付き」と「コードレス」に分けられるのでそれぞれ説明していきます。

東芝の衣類スチーマーは簡単に使えるよう持ちやすいオープンハンドルになっています。またコード付き衣類スチーマーは、スチームのパワーが強いところが特徴です。常に通電しているため温度が落ちず、立ち上がりの時間も短いので、忙しい朝でもさっと手入れをすることができます。

さらに、軽さにもこだわっており、本体重量が700g以下の物もあります。通常のアイロンが1kg前後なことから考えると、いかに「手軽さ」を意識し作られているのかがわかります。通常のアイロンのようにプレスもできるので、通常のアイロンでは難しい細かいもののアイロン掛けにも向いています。

コードレス衣類スチーマーは東芝が作ったものが業界初です。そのため日々進化もめざましく、東芝のアイロンの人気商品となっています。コードレスのスチーマーと言われるとスチーム力の弱さが気になるかもしれませんが、東芝のコードレススチーマーは「2wayコード」になっています。

つまり、コード無し・有りがその時によって選べるのです。シワの少ない衣類はコードレスで、厚手のコートなどはコードを付けて、そのように使い分けができるのが東芝のコードレス衣類スチーマーの特徴です。

またコード付き・コードレス共に、東芝の衣類スチーマーは防臭・除菌・花粉やダニなどのアレル物質対策にも対応している機種もあり、お出かけ前、またはお出かけ後の手入れに最適です。1家に1つあったら助かるアイテムになっています。

ここからはアイロンを選ぶ上で、前提知識を解説します。編集部では実際にアイロンを購入した500名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• アイロンの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心してアイロンを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

実は、たった3つのポイントを意識するだけでアイロン選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

①用途に合った種類を選ぶこと

②コードの有無による使用感の差を確認すること

③適切な重さのものを選ぶこと 

これだけです。「用途によって選ぶアイロンが違うの？」など疑問に思う方も多いと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• コードレス＆スチーム機能＆プレスもしっかりしたいならスチームアイロン！
• 洋裁・手芸に使うならドライアイロン！安さ重視の方が選ぶとコード有りで後悔しがち
• 簡単にシワを伸ばす用途で十分なら衣類スチーマー！

最終的に【結論】の3パターンのいずれかに行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

アイロンって色んな種類があるの？

と思っている方も多いのではないでしょうか。

アイロンには用途や使い方によって以下の3タイプにおすすめが分かれます。特徴の赤色はメリット、青色はデメリットです。自分の用途にあったものを選んでみましょう。

ただし、東芝の現行モデルにあるのは、スチームアイロンと衣類スチーマーのみです。

種類ごとの価格差はそこまでありませんが、価格帯がどれくらいなのかも確認しておきましょう。

【3つの種類】

コードレスってそこまで必要じゃなさそう

と思う方もいるのではないでしょうか。

コードレスは必須級の機能と言っても過言ではありません。有線のアイロンはコンセントが届く場所でしか使えず、服とコードが引っかかって鬱陶しく感じる場合もあります。コードレスにすればコードの制約がなく快適です。

検討しているアイロンがコードレスとコード有りの2択になった場合、コードレスを選ぶのをおすすめします。

なお、ドライアイロンにはコードレスの機種がない(一部海外製の機種を除く)ためご注意ください。コードレスが絶対欲しいとなった場合は、コードレススチームアイロンを選ぶのがおすすめです。価格差は数千円ほどで、コスパがいい選択です。

アイロンってどのくらいの重さがいいの？

とお困りの方も多いのではないでしょうか。

種類や用途によっておすすめの重さは変わります。以下の表にグループ分けしました。

スチーム機能でシワを取る用途が多い方や、重いのは避けたいという方は、1kg以下のアイロンがおすすめです。東芝のアイロンの中には約0.6kgと軽量のものもありますよ。

シワをしっかりと伸ばしたり折り目づけをするなら1kg前後は必要です。アイロンに重さがあると強く押し付けてかける必要がなくなります。

衣類スチーマー・スチームアイロンを選択した方は、タンクを満水にしたときの重さもチェックしましょう。水の重さを計算に入れないと、使用時に重さの不一致を起こす恐れがあります。

満水時の重さの記載がないときは、タンクの容量から算出できます。1mlは約1gですので、その分重さが増えると考えてください。

アイロン購入者500人にアイロン選びで最も重要視すべき項目について質問したところ、「本体の軽さ」と回答した方が全体の20%を占めました。

内訳として、「想像より重かった」と後悔した方、「軽いのにしてよかった」という成功体験をした方から票を集めていました。少数ですが、「軽すぎてシワが伸ばしにくい」というマイナス票もありました。

先ほど紹介したおすすめの重さと照らし合わせると、軽すぎの方は1kg前後を選ぶと解決しますね。あくまで自分の用途にあったものを選ぶのが大切ですよ。

スチーム量は1分あたり10g以上を目安にしましょう。スチーム量が多ければ、時間をかけずにシワ取りできます。商品のスペック詳細に「スチーム量：◯g/分」などの形で表記されていますので、ぜひ確認してみてください。

なかには、100g以上を一気に放出してくれるタイプもあります。スチームの量が段階ごとに選択できるものもありますので、細かく調節したい方におすすめです。

立ち上がりを待っている時間は意外と長く感じてしまいます。電源を入れた後立ち上がるまでにかかる時間もチェックしましょう。種類別の立ち上がり時間を大まかにまとめました。

上記よりもっと速いものも、遅いものもあります。あくまで大まかな基準としてご活用ください。ストレスなく使うなら60秒以下のものを選びましょう。

購入前にアイロン本体の大きさを調べてみましょう。アイロンがけする台やテーブル、服などと照らし合わせ、置いたときどれくらいの大きさになるか確認するのがおすすめです。

併せて、アイロンは収納時のサイズをチェックするのもおすすめです。アンケートでも「思ったより大きくて収納場所に困った」との声がありました。

収納しようと思っている場所の大きさを調べて比べてみると、「意外と大きい」「もっと小さくていいかも」と感じるかもしれませんよ。

選び方も読んだけど、まだ決め手に欠ける！

という方向けに、ここまででは紹介しきれなかった他に気にするべきチェックポイントを紹介します。

アイロンのかけ面の素材は、大きく分けてフッ素加工・チタン・セラミック・メーカー独自素材の4種類です。それぞれの、価格・滑りやすさをまとめました。

滑りやすさを重視ならチタンやセラミックがおすすめです。ただ、滑りやすい素材は価格が高くなる傾向にありますので、予算と相談してみてください。

フッ素加工はフライパンにも使用されているコーティングで、最も安く耐久性も低いです。メーカー独自素材はメーカーが開発した混合素材で、上位モデルに採用されています。

パナソニックの「ミラーマジ軽ベース」・ティファールの「エアーグライドかけ面」・東芝の「美ラクルベース」などの独自素材があります。

ヘッドの形状は平底型と左右対称型の2種類です。スムーズな取り回しを求めるなら、左右対称型のヘッドがおすすめです。それぞれの特徴は下記の通りです。

• 平定型・・・アイロン台に立てて置ける。後ろに引いて動かすとシワになりやすい
• 左右対称型（ダブルヘッド）・・・後ろに引いてもシワになりにくい

アイロンは一方向に向け動かすのが基本です。特に平定型のアイロンは後ろに引いて動かすとシワがつきやすいので、向きを変えて前に動かすことしかできません。

しかし、左右対称型（ダブルヘッド）なら向きを変えることなく前後に動かせます。また、かけ面の先端や両サイドが細いので、ワイシャツの襟や袖口、ボタンとボタンの間の部分もきれいに仕上がります。価格帯は高めですが、価格以上の快適さですよ。

オートオフ機能は、一定時間が経過すると自動でスイッチが切れる機能です。消し忘れによる火事のリスクや電気の無駄遣いを防げるメリットがあります。

家事の合間にアイロンがけをしているときや、途中で宅配業者や来客がありアイロンのそばを離れるときなどにあると安心です。うっかりスイッチを切り忘れた経験がある方にもおすすめです。

ハンガーをショット機能があるとハンガーにかけたままシワを伸ばせます。出かける直前であまり時間がないとき、アイロン台を出してアイロンがけをするほどのシワでないときなどに重宝しますよ。

布の素材には適切なアイロンの温度があり、熱に弱い素材は高くなりすぎないよう注意する必要があります。よって、素材の違いによって温度を変えられる、温度調節機能が付いたアイロンが大変おすすめです。

低・中・高の3段階で温度調節できるアイロンが多いですが、細かな温度調整ができるアイロンもあります。服を綺麗に長く着たいという方は、ぜひチェックしてみましょう。

以下によく服に使用されている素材の適正温度をまとめました。購入後の参考にしてみてください。

スチームアイロン・衣類スチーマーを購入するなら、水漏れ防止機能があると安心です。蒸気にならなかった水がスチームの穴や空気孔からこぼれてしまう心配があるためです。

水漏れが起きると故障や感電の危険もありますので、水漏れ防止機能は条件の1つに入れてもいいほど重要です。本体を立てる衣類スチーマーは水がこぼれやすいので、水漏れ防止機能があるか必ずチェックしておきましょう。

東芝には前述の3種類のアイロンの他に特殊なタイプのアイロンを販売しています。ここでは東芝のハンディアイロンと裁縫コテを紹介します。

なお、現在手に入るモデルは中古のみです。新品のハンディアイロンや裁縫コテを探している方は他のメーカーから探してください。

一般的に知られていない変わった商品、その1つがハンディアイロンです。ハンディアイロンは小型のアイロンで、スチーム機能が付いているものが多くありますが、東芝のハンディアイロンはプレス機能だけになっています。

東芝のハンディアイロンはクリップ式で挟むだけでシワを伸ばしてくれる優れものです。また非常にコンパクトで軽量型なので持ち歩きに向いています。ですのでオフィスの机の中にしまっておいたら、いざという時にさっと使うことも可能です。さらに電源連動ロックボタンになっており、本体をロックすると、連動して電源が切れるので安心して使うことが出来ます。

さらに「裁縫こて」といった製品も東芝は販売しています。こちら掛け面が小さく小回りが利くので、小物などの裁縫時にとても有効的なアイテムです。こちらもプレスだけでスチーム機能はないので別で霧吹きを用意してください。

東芝は「ズボンプレッサー」も商品展開しています。ズボンプレッサーとはスーツのスラックスを挟んでプレスしシワを伸ばす製品です。基本スタンド型でビジネスホテルなどに置いてあったりしますが、あまりなじみのない方も多いのではないでしょうか。

東芝のズボンプレッサーは除菌効果があったり、一緒に上着もかけておくと消臭してくれるものもあったりとさまざまな機能があります。パリッとしたスーツを着ると気分も上がりますし、価格も1万円台なので日頃からスーツを着ている人は1度試してみてはいかがでしょうか。

東芝はアイロン台にもこだわりが詰まっています。スチームがけ向けの物になるのですが、スチームを通過しやすい3層構造になっており、アイロン専用のコンセントもついています。またコード止め・プラグ止めもついていますので収納にも便利です。

価格は4,500円（税抜）ですので、せっかくならアイロン台にもこだわって気持ちの良いアイロンライフを過ごすのはいかがでしょうか。

このように東芝は通常のアイロン以外にもさまざまな製品を展開していますので、ぜひ検討してみてください。

東芝のアイロンはさまざまな機能・価格があり選択肢が多くあります。自分が普段どのような場面・どのような環境でアイロンを使うのかを考え、自分に合ったアイロン選び、快適なアイロンライフをお過ごしください。