アイロンの正しい捨て方は？廃棄方法や買い替えにおすすめ5選も紹介

一家に1台あるアイロン。家電用品としてメジャーですが、用途や機能性によって選べる幅も広がっているため、買い替えを検討している方も多いと思います。しかし意外と捨て方が分からず躊躇していませんか？実はアイロンは簡単に処分することができるのです！

1度買ったものを長く使いたいと思っても壊れてしまったり、用途にそぐわなかったりしたものは使い続けることができなくなってしまいます。せっかく買い替えても古いものの捨て方が分からず押し入れに眠らせてある、という経験もあるのではないでしょうか。

環境問題が騒がれている現代社会では、ただ袋に入れてごみとして捨てればいい！というわけにはいきません。ここではごみの分別の仕方だけではなく、さまざまなアイロンの処分方法を紹介していますので参考にしてください。

ごみの分別方法は住んでる地域によってルールが異なります。アイロンのように頻繁に出ないごみだとわからないことも多いと思いますので、わかりやすくまとめてみました。

自治体にもよりますがアイロンは燃えないごみとして分別する地域が多いです。1辺が30cm以上のものは粗大ごみになる場合もありますが、アイロンは小型なものが多いため当てはまらないことがほとんどです。

プラスチックや金属の部分もありますが、分解などせずに燃えないごみとして処分して問題ありません。中には、アイロンという品目で粗大ごみとなる自治体もあります。詳しくは地域のホームページに記載されていますので、事前に確認しておくとスムーズに捨てることができます。

いらないものはごみとして捨ててしまうのが一般的ですが、アイロンはごみではなく資源として処分できるかもしれません。小型家電リサイクル法は家庭で使われているほとんどの小型家電に適用されるためアイロンも対象の場合が多いです。

燃えないごみとして指定されていてもリサイクルに協力している店舗や指定の回収ボックスがあります。積極的に利用してください。

小型家電リサイクル法という名前を耳にしたことはあっても具体的なことがわからない方が多いのではないでしょうか？なんとなく難しそうに感じてしまったり、めんどくさそうと思ってしまったりする方に読んでほしいです。ここではそんな小型家電リサイクル法について紹介します。

小型家電リサイクル法とは、環境省により平成25年4月1日に施行された法律です。小型家電にはたくさんの資源が使われています。そのうちのほとんどの物質は再利用することができるのです。リサイクルとして回収することによって、貴重な資源の有効活用になります。また環境破壊を防止する手助けになります。小型家電リサイクル法は家庭にあるほとんどの小型電化製品が対象になるため、アイロンもその対象となります。

小型家電リサイクル法は法律として定められているので正しく処分しないと罰せられることもあります。自治体により対象品目が異なる場合もあるので注意が必要です。

自治体により回収方法が異なり

• ゴミ集積場での回収
• 公共施設や家電量販店での回収ボックスの設置
• 認定事業者による回収

など、いろいろな方法があります。

袋に入れずそのまま出す、個人情報が含まれるものは消去してからなど、注意点はありますが無料で回収してくれるのでぜひ活用してみてください。回収ボックスの場所が分からない場合は環境省や自治体のホームページに記載されていますので確認してください。必ず正しい方法でリサイクルに協力しましょう。

リサイクルショップでは新品はもちろん、きれいに使ってあったり、箱や説明書があったりすると通常より高く買い取ってもらえる場合があります。もちろん壊れたものは売ることができませんがまだ使えるものは少しでもお金にすることができます。その場で査定してくれる店舗が多いので時間もかかりません。

また値段がつかなくても無料で引き取ってくれる場合もあります。最近はリサイクルショップでの家電の需要が高まっているので、捨てる前に1度査定してもらうとお得かもしれません。

ネットオークションやフリマアプリを1度は使ったことがある方が多いのではないでしょうか。ネットオークションでは買う側が値段を決めます。そのため落札価格が変動していき、できるだけ高い値段で売ることが可能です。フリマアプリでは出品者が値段を決めて販売するため条件が合えば即決で購入してもらうことができます。

しかし落札者は発送されてから初めて実物を見ることになるため汚れや傷などの不良がある場合は先に表記しないとトラブルになる可能性があります。また梱包や発送は自身で行う手間があります。

下取りは買い替えを検討している場合におすすめです。家電量販店や通販会社で買い物をする際に下取りしてもらうとお得に買い替えることができます。年式や商品状態などの条件があることもありますが査定は簡単にできますので利用してみましょう。

通販サイトでは壊れていても引き取ってくれる場合もあります。アイロンが引き取りの対象なのか事前に確認しましょう。

実際に不用品回収業者に頼むにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。お得に頼む方法や意外と知らない注意しなくてはならないポイントも詳しく説明していきます。

ごみを捨てられる日や時間は決まっているため予定が合わないと捨てることができません。ですが、不用品回収業者に頼むと自分の好きな時間に来てもらうことができます。また、まだ使えるものは買い取ってもらえる場合もあります。

アイロンだけでなく他の捨てたい回収品もまとめて処分できるのが便利ですよね。ごみ出しの日にち・場所を調べたり・運ぶ手間がなかったりするので楽に捨てることができます。

最大のデメリットは回収料金がかかることです。物によっての金額設定があったり、1回でいくらと決まっていたり、業者によって違いはありますが数千円かかるところが多いです。アイロン1つで頼むには高くついてしまいます。

また一般廃棄物処業許可をもらっていない無認可の業者がいるため注意が必要です。認可されていない業者だと回収した不用品を正しく処理できていない可能性があります。

中には高額な金額を請求されてしまったという事例もあるので、ポスティングされたチラシで申し込みをする際や、インターネットで探す際は一般廃棄物業許可があるのかどうかを必ず確認してください。

アイロンはごみとして出すこともできますし、リサイクルすることも可能です。一番大切なのは正しい方法で捨てることです。自分のことだけではなく、自然環境や周りの人に迷惑をかけないようにしましょう。自治体で決められているルールを守り、自分に合った処分方法を選んでください。