アイロンの価格相場を解説｜値段による性能の違いは？【人気のパナソニックも】

アイロンは多くのメーカーから豊富な製品が出ています。2,000円程度でも購入できる安い製品もあれば、15,000円以上の高い製品も。自分に必要な機能が備わっているならもちろん安い方がいいですが、性能が心配になってしまいますよね。

アイロンの価格と性能は、メーカーによって細かな違いはありますが、実はおおよその傾向があります。そんな低価格帯のアイロンと高価格帯のアイロンがどんな人におすすめなのか、気になりますよね。

この記事ではアイロンの価格にフォーカスをあて、相場・価格帯ごとの評判・価格帯を問わずおすすめできるメーカー・おすすめ商品を一挙に紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

アイロンの価格は1,500～16,000円が相場です。1,000円以下のミニアイロンや20,000円を超える高温高圧なスチーマーもあります。

低価格帯のアイロンは、機能がシンプルで電源コード付きの製品が多く見られます。高価格帯のアイロンはコードレスタイプでスチーム量が多く、かけ面素材の質がいいのが特徴と言えます。さらに具体的な特徴について下で解説していきますのでご覧ください。

低価格帯のアイロンはシンプル機能・電源コード有・スチーム量は少ない・かけ面素材はフッ素コーティングなどの特徴がよく見られます。アイロンの滑りの良さやシワ伸ばし力は高価格帯の製品には劣りますが、少量の衣類では気にならないかもしれません。

水タンク容量も比較的小さく、一人暮らしや世帯人数が少ない場合におすすめすることができます。衣類スチーマーにおいてもアイロンと同様の傾向があり、少量の衣類向けです。朝の忙しい時間帯に、今日着る服を手早くおおまかにシワ取りしたい時におすすめです。

低価格帯ラインアップの中でも特に安価なミニアイロンは、サイズが小さいため細かい箇所までシワを伸ばせ、手芸用におすすめ。一方で、広範囲のシワ伸ばしには効率が悪くアイロンがけしにくいため日常の衣類は不向きです。

高価格帯のアイロンは、コードレス・スチーム量が多い・かけ面素材はセラミックなど、メーカーのこだわり機能が複数搭載されていることが多いです。アイロンの滑りが良く、シワ伸ばし力に優れているため、衣類が多いほどその性能の良さを実感できるでしょう。

水タンク容量も大きいので世帯人数の多い家庭でのアイロンがけにおすすめと言えます。快適さを追求した製品も多く、立ち上がり時間が早い製品、衣類が大量でも疲れにくい軽量でパワーのある製品などがあります。

衣類スチーマーも多くの場合、価格が高い製品ほどコードレスでスチーム量が多いです。さらにプレス機能が充実して、スチームアイロンとしての性能が高い場合もあります。スピーディーできれいなシワ取りにはもちろん、衣類の量が多い時にもおすすめです。

低価格帯のアイロンのレビューを集めてみました。低価格でも基本的な性能がしっかりしている点に好印象を持つユーザーが多くみられます。一方で、製品によっては性能に偏りがあるかもしれません。自分に必要な機能を明確にしてから商品選びをするといいでしょう。

高価格帯のアイロンのレビューを集めてみました。全体的にシワ伸ばし力や使いやすさに関する高評価が多いのが特徴的です。一方で本体重量について、重く感じる人も多いようです。店舗などで実際の重さを体感してみるといいかもしれませんね。

総合家電メーカーとして有名なパナソニックのアイロンの特徴は、性能のバランスに偏りがなくさまざまな人におすすめできるところです。シワ伸ばし力・使いやすさ・機能など総合的に充実した製品が多く、信頼の高いメーカーと言えます。

スチームアイロンでは、前後左右全方向に動かしやすいWヘッド形状のかけ面を採用したWLシリーズが人気です。コードレスで軽量のため使いやすく、衣類の量が多くても疲れにくいので日々のアイロンがけを楽に行いたい人にいいですね。

小型で軽量なアイロンが欲しい人は、わずか0.9kgのカルルシリーズがおすすめです。約50秒で設定温度になる上、ハンガーショットも使えるので、アイロンがけの時間がおっくうな人にもぴったりです。

ティファールは目を惹くおしゃれなデザインが特徴的なフランスの家電メーカーです。アイロンにおいても独特なデザインの製品が多いですが、性能面ではスチーム量の強力さが魅力。最も安価なアイロンでも最大40g/分と他メーカーにはないパワーを持っています。

業界最高峰のスチームパワーを持つFV9751J0は最大140g/分のスチーム量で、シワ伸ばし効果の高さを求める方におすすめ。人気が高い衣類スチーマーでは、携帯性に優れていて旅行先への持ち運びにもおすすめなモデルもあります。

日本国内の大手家電メーカー、ニトリのアイロンは1,000円台から購入できるうえ、かけ面はフッ素加工で滑らかなかけ心地を実現しているなど性能面でも人気があります。シンプルなデザインでインテリアの邪魔にならないのも魅力です。

アイロン選びで価格以上の満足度を得るためには、自分に必要な機能・不必要な機能を明確にして選ぶことが大切です。また、スペックの比較検討やレビュー等を調べてみれば、より自分が求める快適さに近い製品に出会えるでしょう。